昨年度１年間かけて本校のスクールポリシーを上記の図にまとめることができました。
それと並行して「いじめ防止等に関する検討」も進めてきており、ついに初公開されるのがこの２つです。
（これらについては、今後、PTA総会等での説明場面を設けます。）

令和６年度　新潟県立出雲崎高等学校　いじめ防止基本方針

別紙２　いじめ防止基本方針実践のための行動計画

ご覧のように「いじめ防止基本方針」「行動計画」共に大幅改定となっています。

背景には、生徒指導の定義が「児童生徒が社会の中で自分らしく生きていくことができる存在へと、自発的・主体的に成長や発達する過程を支える教育活動」である（「生徒指導提要」より）ことから、「いじめの起きない学校づくりに焦点化した教育にこそ尽力したい」と職員で検討しあったことがあります。

以前から本校はSTEAM教育に取り組んでいましたが、なんと「令和の日本型教育（答申）」には「（STEAM教育は）学習意欲に課題のある生徒たちにこそ非常に重要である」との表現があります。

現在の児童生徒の中に何らかの理由で学習意欲に課題があったとしても教育の可能性は大きいです。実際、本校はすでにそれに取り組んでおり、無事に卒業しています。さらに本校は小規模という特徴も生かしながら「わかる授業」に取り組んでいるので、そのことがいじめの起きにくい学校風土にもつながってることを再認識しました。

安全・安心な学校空間で、ゆたかな情操を育み、希望への輝きを感じる学校風土をさらに高めていくように取り組んでいきます。

そのような思いを込めて「発達支持的生徒指導」の重要性を盛り込んだ「いじめ防止基本方針」と「行動計画」をご覧ください。